沖縄といえば青い海や白い砂浜が定番の観光地ですが、梅雨の時期にしか見ることのできない美しい景色があるのをご存じでしょうか?
今回ご紹介する「よへなあじさい園」は、沖縄本島北部にある人気のあじさいスポットです。
雨の多い6月でも楽しめる自然あふれる観光地として、静かに注目を集めています。
この記事では、あじさい園をおすすめする理由や見頃、アクセス方法、料金など、旅行前に知っておきたい情報を詳しくご紹介します。
沖縄のあじさい園とは?梅雨でも楽しめる自然スポット
沖縄県国頭郡本部町にある「よへなあじさい園」は、個人の女性オーナーが数十年にわたり手塩にかけて育てたあじさいが、山の斜面を一面に彩る観光名所です。
約1万株以上、40種類以上のあじさいが咲き誇る園内は、沖縄の自然とのコントラストが美しく、まるで絵画のような景色が広がります。
都会の喧騒を離れて、のんびりと癒しのひとときを過ごせる場所として人気です。
あじさい園をおすすめする3つの理由
1. 写真映えする絶景が広がる
山の地形を活かして造られた園内には、あじさいが段々畑のように咲いており、上からも下からも美しい景色を楽しむことができます。
色とりどりの花々が織りなすグラデーションは、インスタ映えスポットとしても話題です。
2. 雨の日でも楽しめる観光地
沖縄の梅雨は5月中旬から6月下旬にかけて。
この時期は海やアクティビティが制限されがちですが、雨に濡れたあじさいはむしろ美しさが引き立ちます。
屋外ながらも傘を差してゆっくり散策できるため、梅雨でも満足度の高い観光になります。
3. 子ども連れでも安心の環境
園内は自然豊かで、小さなお子様でも歩きやすいよう整備されています。
あじさいの花を観察するだけでなく、珍しい生き物との出会いも楽しみのひとつです。
見学は有料?料金と営業時間をチェック
あじさい園の見学は有料となっています。以下が最新の料金情報です(※変動の可能性あり)。
- 大人(高校生以上):500円
- 小学生:200円
- 未就学児:無料
開園時間は9:00~18:00(最終入園 17:30)。
天候や開花状況によって変動することもあるため、訪問前に公式サイトの確認をおすすめします。
一面に咲き誇るあじさいの見頃はいつ?
沖縄のあじさいが見頃を迎えるのは、例年5月下旬から6月下旬にかけてです。
特に6月中旬はピークの時期で、斜面を埋め尽くすほどの花が咲き乱れます。
晴れた日には青空とのコントラストが映え、雨の日にはしっとりと濡れた紫陽花が幻想的な雰囲気を演出してくれます。
あじさい園で出会える珍しいカタツムリぽいやつ?
あじさいの葉の上や木陰では、タニシの仲間「アオミオカタニシ」に出会えることもあります。
小さく可愛らしい姿が人気で、お子様にとっても楽しい自然観察体験になるでしょう。
望遠レンズやスマホのカメラでじっくり観察・撮影してみてください。
アクセスと駐車場情報
よへなあじさい園は、沖縄美ら海水族館から車で約20分の場所にあります。
観光ルートにも組み込みやすく、ドライブコースとしても最適です。
- 住所:沖縄県国頭郡本部町伊豆味1312
- 那覇空港から車で:約1時間40分
- 駐車場:無料(50台程度)
カーナビを利用する際は「よへなあじさい園」と検索すればスムーズに案内されます。
おわりに:季節の花と癒しを求めるなら、沖縄のあじさい園へ
「海やリゾート以外の沖縄も楽しみたい」
「混雑を避けて自然の中でゆっくり過ごしたい」
そんな方にこそおすすめしたいのが、梅雨限定の絶景「あじさい園」です。
四季折々の沖縄を感じる旅に、ぜひこの静かな花の楽園を加えてみてはいかがでしょうか?